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産学官民交流事業

2020.10.21 第432回東三河産学官交流サロン

②10月サロン

③10月サロン

1.日 時

2020年10月21日(水)18:00~20:30

2.場 所

ホテルアークリッシュ豊橋 5階 ザ・グレイス

3.講 師①

豊橋創造大学 保健医療学部 理学療法学科 教授 石田 和人 氏

 ◎テーマ

『理学療法の視点からみたこころの健康管理について』

4.講 師②

株式会社アグリトリオ 代表取締役社長 石川 浩之 氏

 ◎テーマ

『農業の社会課題を地方版働き方改革で解決』

5.参加者

68名(オンライン参加 1名含む)

講演要旨①

理学療法の視点からみたこころの健康管理として、①運動が有効であること、また②呼吸法もお薦めであり、③食生活に留意することが大切である。理学療法には、物理療法と運動療法があり、運動療法はヒポクラテスの治療法や古代中国・インドの治療でも実践されていた。また、うつ病と抑うつについて、マウスを使った運動実験を行った結果、運動することにより慢性ストレス負荷時のストレス応答や抑うつ発症予防効果などに大きな差が出ることが分かった。また、呼吸法(KTメソッド)として、「朝・昼:5秒吸って、5秒吐く」「夜・悩みの多い人:3秒吸って、7秒吐く」を1日2回以上を10分程度行うこと、並びに高脂肪食摂取を控えるとともに善玉腸内細菌を多く含む食品を摂取し、腸内細菌のバランスを良好に保つことが必要である。

講演要旨②

株式会社アグリトリオは、所属会社である武蔵精密工業内の新規事業コンテストに通過し、2018年にプロジェクトが開始され、2020年4月に武蔵精密工業株式会社から分社化した。同社のミッションは、「地域に根ざしたワクワクする生活を提供する」ことであり、農家の人手不足を救う、食料安定供給宇の確保+農業の多面的機能の持続という解決すべき課題に対し、マッチングサイト「農How」を立ち上げ、「農業版“UBER”」として農家と働き手のマッチングによるビジネスモデルを確立した。また、新しい農福連携のためのプラットフォーム「農Care」により、農家と福祉サービス事業所を繋ぐ請負型マッチングによるビジネスモデルも確立した。

今後はフランチャイズによるサービスの加速に取り組み、サービス展開地域を拡大させていくととともに、マニュアル売買、コンサルタント(ジョブコーチ、GAP取得補助)、六次産業化補助、農業ロボット開発へと事業規模を拡大させていく予定。

①10月サロン